メタボリックシンドロームとは
生活習慣病と肥満を複合する状態のこと。
生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう、英: lifestyle disease、仏: maladie de comportement、独: Zivilisationskrankheit)は、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が発症原因と考えられている疾患の総称。
また、がん、脳血管疾患、心臓病の3大死因も生活習慣との関わりが強い。
肥満はこれらの疾患になるリスクを上げる。文献【肥満とメタボリックシンドローム】
メタボリックシンドロームの予防には、生活習慣に関わる以下の改善が必要です。
・食事の習慣の改善
野菜を増やして肉や脂肪を減らすこと
2011年の厚生労働省の国民健康・栄養調査で、10年前と比べて日本人が魚や野菜を食べる量が減り、肉食が1割近く増えていることが分かりました。
厚労省は「野菜の摂取量が少ないと生活習慣病の発症リスクが高まる」としています。
また、沖縄は、2000年代初頭には世界に名だたる長寿地域でしたが、メリカの占領の歴史から食の欧米化が全国よりも早く進み、脂肪の摂取量が全国平均より高く肥満の多い地域となっています。
その結果、2010年代には65歳以下の若い世代の男女の、心筋梗塞や脳梗塞などいわゆる生活習慣病の増加による死亡の早さから、平均寿命が下がってきている。
味付けは、あっさり、腹八分目がよい。
睡眠時間は5時間以上が望ましい。
文献【野菜とメタボリックシンドローム】
・喫煙習慣をやめること
喫煙は、メタボリックシンドロームの原因の一位でタバコを吸う人がメタボリックシンドロームになるリスクは、1日10~19本吸う人で約2倍、40本以上吸う人で3.4倍にもなる
文献【すぐ禁煙】
・運動習慣
適度な運動を定期的に行いましょう。
・飲酒は一週間でアルコール換算で300gまでにしましょう。
エタノール摂取量300 g/週以下に抑えること。
これは休肝日を1日いれるとすると、6日で300gですので、1日50gです。
以下、アルコールが20gと40gの量です。
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20g |
40g |
ビール |
(アルコール度数5度)なら |
中びん1本 |
500ml |
1Lまで |
日本酒 |
(アルコール度数15度)なら |
1合 |
180ml |
1合まで |
焼酎 |
(アルコール度数25度)なら |
0.6合 |
約110ml |
1合まで |
ウイスキー |
(アルコール度数43度)なら |
ダブル1杯 |
60ml |
ダブル2杯まで |
ワイン |
(アルコール度数14度)なら |
1/4本 |
約180ml |
ボトル半分まで |
缶チューハイ |
(アルコール度数5度)なら |
1.5缶 |
約520ml |
500mlを3缶まで |
だいたいほろ酔い程度までなら大丈夫ということになります。
文献【アルコール健康食品医学協会】
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